事例を参考にせず履歴書を書こう

初めて転職する人は履歴書について悩みを持つことは多い。
履歴書の基本的な書き方のルールは最初に学んでおく必要があり、就職のときと転職のときでポイントにも違いがあるので気をつけた方が良いだろう。

しかし、インターネットなどで簡単に手に入れられる事例を参考にして履歴書を書くのは避けた方が無難である。
実際には看護師が求人に応募するときには事例を参考にして記入している例が多いが、それをあえて行わないのが採用されるためのポイントになる。

過去に成功した人たちの事例を参考にしたり、プロが書いている模範例を使って書いたりすれば好印象を与えられるのではないかと考えるかもしれない。
しかし、採用する側は典型例について熟知しているので、内容がよく知られているものと酷似しているために採用を見合わせるという判断を下す場合がある。

あくまで採用側が見たいのは看護師の本音であり、形式にとらわれた記述しか見られない履歴書では何もわからない。
自分で考えて志望動機や自己PRなどを書くこともできない看護師だと考えられてしまうことも多いのである。

失敗しないためにプロが書いている資料を参考にして履歴書の志望動機や自己PRを書いて失敗するという例は珍しくはない。
うまく言い換えをできるライティングスキルがあれば良いが、そうでない場合には根本から自分で書き直した方が無難である。

それによって完全にオリジナルな文章になって好印象を与えられるようになっているケースも少なくない。